組織内のアプリケーションを統合
NocodilySuite では、1 つの組織の中に複数のマイクロサービス API・WebUI を構築できます。
それぞれのシステムは独立して動作しながらも、共通の認証基盤を通じて統合された組織基盤として機能します。
システムが増えるほど、個別に管理するコストも増大します。
NocodilySuite は、各システムを疎結合に保ちながら、組織全体として一貫した統制と連携を実現します。
組織内に複数のシステムを構築する
部門や業務ごとに独立したシステムを NocodilySuite 上に構築できます。
各システムはそれぞれ専用のデータベースを持ち、データが混在することはありません。
しかし、認証基盤 API(IAM API)を共有することで、ユーザーは 1 つのアカウントで複数のシステムにアクセスできます。
構築できるシステムの例
| 部門 | システム例 |
|---|---|
| 人事 | 採用管理・勤怠管理 |
| カスタマーサポート | ヘルプデスク・問い合わせ管理 |
| 営業 | 顧客管理(CRM)・商談管理 |
| オペレーション | 在庫管理・承認ワークフロー |
| 全社 | 管理者システム・社内ポータル |
共通の認証基盤による統合
各システムが個別に認証基盤を持つと、ユーザー管理が分散し、権限の整合性を保つのが困難になります。
NocodilySuite では、1 つの IAM API を複数のシステムで共有することで、この問題を構造的に解決します。
- シングルアカウント — ユーザーは 1 つのアカウントで複数のシステムにアクセスできる
- 統一された権限管理 — 組織・ロール・Permission を一元定義し、すべてのシステムに適用できる
- 人事異動への即応 — IAM API でロールを変更するだけで、関連するすべてのシステムの権限が更新される
部門横断の連携
各部門の API はそれぞれ独立していますが、権限を持つシステムが他の API を呼び出すことで、部門をまたいだ業務フローを実現できます。
例:採用 → 勤怠の連携
採用管理システム(内定確定)
↓ 採用 API 経由で通知
勤怠管理システム(入社日・所属チームを登録)
↓ IAM API 経由でアカウント作成
社内ポータル(初日からアクセス可能)
例:ヘルプデスク × 顧客管理の連携
顧客管理 API(顧客情報を参照)
↓
ヘルプデスク API(問い合わせに顧客情報を付与して管理)
各 API はサービスアカウントを使って安全に連携し、
アクセスできるデータの範囲は権限ロールによって厳密に制御されます。
統合によって得られるもの
| メリット | 内容 |
|---|---|
| 開発コストの削減 | 認証・ストレージなどの共通基盤を再利用し、各システムの開発に集中できる |
| 運用の統制 | 監査ログ・権限管理・バージョン管理を組織全体で一元化できる |
| 変更への耐性 | 各システムが疎結合なため、1 つのシステムの変更が他に波及しにくい |
このように整備された API 基盤は、次のステップである AI Agent 連携の土台になります。
詳細 → 専用 AI Agent を安全に実行できる基盤